Soundfortのいい音紀行♪

日本人のクラフトマンシップが息づくPCオーディオブランド「Soundfort」の公式ブログ

懐かしのポータブルカセットプレイヤー

現在発売中の隔月間誌「昭和40年男」に往年の懐かしいポータブルカセットプレイヤーの記事が載っています。

www.crete.co.jp

昭和40年男 2016年10月号

昭和40年男 2016年10月号

SONYの初代ウォークマンリリース後、様々な電器メーカーがポータブルカセットプレイヤー市場に参入して、各社趣向を凝らした様々な製品を作ってましたね。

続きを読む

新世代の真空管「Nutube」って?

ご存知の方も多いと思いますが、株式会社コルグノリタケ伊勢電子株式会社が共同で開発した、蛍光表示管の技術を応用したNutube(従来の電圧増幅用の三極管に相当)が2016年の夏に発売されました。

korgnutube.com

メーカーの開発部門の方や、マニアの方々はすでに入手され、いろいろ実験をされていると思いますが、Soundfort開発担当の私もその一人です。

f:id:Soundfort:20160912174904j:plain:w280f:id:Soundfort:20160912175038j:plain:w280

従来型真空管の難しさ

続きを読む

DSD形式の DSD64, DSD128 や DSD 2.8MHz, DSD 5.6MHz は何が違う?

しばらく記事の間が空いてしまいましたが、お知らせ関係は Facebook, Twitter の方に移行し、今後このブログでは、気を改めてオーディオや開発などにまつわるネタを中心に取り上げていこうと思います。

今回は「DSD」について、USB DACハイレゾ音源のスペックを見るときに知っていると役に立つかもしれない、ちょっとしたネタを書いてみます。

PCMとDSDのスペック表記方法の違い

デジタル音源の形式には、大きく分けて「PCM」形式と「DSD」形式の2種類がありますが、それぞれどれくらいの精度なのかを表記する方法が違うのはご存知ではないでしょうか?
例えば「24bit/96kHz」や「DSD 5.6MHz」「DSD128」などです。

すでにお気づきだと思いますが、「PCM」の場合は「24bit/192kHz」といった形でデータの高精細度を表現しますが、「DSD」の場合は「DSD128」だったり「DSD 5.6MHz」だったりと、2種類の表記の仕方があります。
これは一体何を表しているのでしょうか?

※PCMとDSDの違いについては、こちらの記事を参照ください。 soundfort.hatenablog.com

DSDだけ2種類の表記がある?

続きを読む

心地よい音を楽しむために。音を心地よく楽しむために。PCオーディオブランド「Soundfort(サウンドフォート